はじめまして
これから産まれてくる、また産まれてからも赤ちゃんが健やかに在るためには
お母さんの心と体の健康がとても大切です。
産まれる前にも後にも、赤ちゃんを造るものはお母さんが食べたもの。
しっかり体を休めて、ごはんをおいしく食べる
~自分が満たされてはじめて、子どもと向き合うことができる
そのお手伝いができるのが、ドゥーラだと思っております。
ドゥーラができること
下準備になにかと手がかかる野菜のおかず作り
〜自分、家族ともにできるだけたくさん食べて欲しい
気にはなるけれど家族にお願いするのも...自分がちょっと頑張れば…と思っていまいがちな日常の家事
些細だけれど人に話したいいろいろなこと
お家の中に気を遣わなくてよい人が入ることで、安心して体を休めることに専念できたり息抜きになれば
新しい暮らしを「楽しい」と思えるお手伝いができれば
ドゥーラ冥利に尽きます。
ゆっくり休んでください
出産するお母さんの体は、ホルモンの働きなどで驚くほど変化します。
赤ちゃんの頭を出すために、骨盤はダイナミックに動きます。
産後の開いた骨盤は産前の位置に戻ろうとします。そのためには身体を横たえることがとても大切だと学びました。
動かず座っていればよいのでは?と私は思っていましたが、座っていても上半身の体重が骨盤にかかる
つまり骨盤が開く方向に動いてしまう…
自身が切迫早産で入院している時に知りたかった情報です。
さらに産後はお腹の内側に大きな傷〜胎盤が剥がれた跡・直径20cmほどの生傷を抱えている状態です。
帝王切開はさらにお腹の外側にも傷…心も不安定で産後のお母さんは満身創痍なのです。
産後のお母さんがゆっくり休むことは、体の戻りを促します。最近では産後の過ごし方が更年期に影響するという説も出ています。
わたくしのこと
展覧会企画を専攻して美術大学を卒業後、直接美術とは関係のない仕事をしてきました。
長く務めたのは企業プレミアムの企画製造会社。
たくさんのアイデア出し、商品の企画、製造管理、と多岐にわたる仕事をこなすにはどうしても長い拘束時間となり
身も心も疲れ果ててしまいました。
そんな中自分の大切なからだをつくるもの・食を大切にしたい、食に関わる仕事をしたいと思い退職後は
野菜料理研究家のアシスタントとして出産で退職する2013年まで働きました。
新レシピの開発、料理教室を開催するための事務や事前作業、教室に参加された生徒さんにお出しするランチの作成
などに関わることで料理の楽しさに開眼しました。
出産に直面するにあたり、多々の心配事が。実母は死去、義母は通ってもらうには少々遠く仕事は現役。
頼れる友人もいない、産前産後について何がわからないかわからない、不安に満ちた産前の日々でした。
そんな中出産を終え自宅に戻ったところで、前職での先輩であり産後ドゥーラ1期生の森山さんが
「出産祝いドゥーラ」に来てくれました。
赤ちゃんとふたりで会話もなくぼんやりとした自宅に、風が吹き込んできたようでした。
リクエストした料理を作ってもらう間、リビングにしつらえた布団の中でお話を聞いてもらう。
とても幸せでリラックスした時間でした。
高齢出産でしたが、一年も経つと仕事を再開したい、けれどどんな仕事?と考えた時
自身の子育てにも役立つと感じた保育園の調理員、
そして産後ドゥーラ!~産前産後の女性のことを知っていて、家事のお願いも育児の相談もできる存在
そして頼れる人がいることで得られた安心感を、届ける側になりたい!とひらめき
パートタイムで働きつつ養成講座を受講することにしました。
保育園で食べ物を作るということは、離乳食から幼児食を日常的に作る、自分では手の出難い料理も作る、
衛生面への注意のしかた、子どもが食べやすい調理法、効率的な仕事の進め方など学ぶことの多い仕事です。
(毎月大腸検査も受けています)
養成講座では産前に知りたかったことや、これから私ができることをたくさん学びました。
現在はドゥーラの活動と保育園の調理員 2つの仕事をしております。